私は大学卒業後、そのまま付属の大学病院へと進学しました。
理由は
①就活がめんどくさかったから(他病院へのインターンや見学へ行くのが面倒だった)
②知っている仲間や先輩がいる方が心強いと思ったから
③付属の病院への就職は簡単な面接のみでOKだったから
ちなみに、付属の病院は3つあったのですが、遊びたい意欲が強かったのでいちばん都心にある病院に決めました!
実際、就職してみて、まあ、よかったかな
といまでは思っています。
基本給は民間病院と大差ないですが、ボーナスが良かったです。一年目にもかかわらず、冬のボーナスは70万ほどありました。(手取りはもうすこし少ない)
また、研修がしっかりしており、最初の1ヶ月は研修と病棟勤務とが半々ぐらいだったので研修日に少し息抜きできる感じでした。はじめから、がっつり病棟勤務ばかりだと最初は辛かっただろうなと思います。
また、入職した当時は紙カルテだったのですが、1年ほどで電子カルテが導入されたのが良かったです。紙カルテの医師の記録が達筆すぎて全然読めなかったので電子カルテ導入は本当にたすかりました。
ただ、電子カルテになった後も、点滴のオーダーや内服処方は紙でプリントされていたので、ペーパーレスとはほど遠い感じでした。患者さまからの同意書も紙で書いてもらいそれをスキャンするという2度手間が生じていました。
しかし、紙カルテの時は漢字が分からなくて調べることが多かったのでこれは電子カルテになったことにより解消されました。
また、大学病院の利点として、看護師の年齢層が若いということがあります。プライベートな話しも合うし、食事にいくことも多く、楽しかったです。
外来は子育て中のかたや年配の看護師も多数いましたが、病棟は20代が7~8割程度を占めていました。
新卒での入職者が多く、3年くらいするとちらほら辞めル人がでてきます。結婚・出産・留学・進学を理由に辞めていく人が多かったです。
実際、同じ大学から進学した同期20人のうち、4年以内に6割程度退職し10年後に残っていたのは2人でした!
仕事もハードですし、夜勤に加え病棟会、チーム会、院内講習、勉強会、看護研究、委員会など通常業務以外のことで時間をとられることが多いのできつかったです。
夜勤明けで病棟会に出るのがいちばん嫌でした。あとは勉強会の資料作りとか・・・
まあ、大変なこともありましたが、給料はまずまずいいですし、病院の体制もしっかりしているので働きやすいと思います。
私は初めに就職したのが大学病院でよかったと思っています。
次回は大学病院から転職した話を書きたいと思います。